ハワイに行くと、チップの計算やマナーなど、慣れなくて戸惑う人も。HAWAIICOのチップ計算機能は、料金さえ分かればササッとチップ計算でき、スマートにチップを渡せます。ワリカンも簡単に計算できるので、友人との旅行でも便利です。この記事では、チップ計算機能の使い方と、ハワイのチップ事情や相場について解説します。初めてハワイを訪れる方は、ぜひチップの知識を身に付けてくださいね。

ワリカンも簡単!HAWAIICOのチップ計算機能の使い方

HAWAIICOのチップ計算機能の起動はとても簡単。MY MENUから「チップ計算」アイコンをタップして起動するだけです。

選択肢として「タクシー」「レストラン」「スパ・エステ」があり、それぞれチップのパーセンテージが初期設定されています。チップのパーセンテージは自由に変更できるので、適切と考えるパーセンテージに変更しましょう。

次に、支払った料金を入力します。このとき、料金は税抜価格で構いません。ただし、クーポン券などを使って割引価格でサービスを受けた場合は、定価を入力してください。

入力した金額で、チップおよびチップ込みの合計金額が計算できます。ワリカン計算をする場合は、画面中ほどにある「ワリカン計算をする」と表示されている部分をタップすると、人数が入力可能に。これでワリカンもばっちりです。

ハワイのチップ事情とは?渡し方とマナーを知っておこう

ハワイでは、さまざまな場面でチップを支払う必要があります。チップは、サービス業に就いている人々からすると、お客様から受け取る給与の一部です。その分基本給は低めに抑えられているため、チップはサービス業を生業にする人にとって、生活に直結する重要な収入源となります。

基本的には受けたサービスがよほど酷いものでない限り、チップは渡すようにしましょう。チップは、日本にはない習慣なので、渡し方の基本やマナーを確認しておいてくださいね。

チップの渡し方

チップは、基本的に小銭は使いません。1ドル札以上の紙幣を使います。チップ計算をして1ドル未満の端数が出る場合は、端数を切り上げて、ドル単位で渡しましょう。事前に、1ドル札を20ドル分ぐらいは用意しておくと、空港から出てタクシーに乗っても慌てずに済みます。

基本的に、サービスを受けたときは、その直後に手渡しにするのがマナーです。ただし、レストランやスパ・エステなどのサービスを受けたときは、レシートを確認してください。すでにチップが計算に入っている場合は、それ以上チップを払う必要はありません。

クレジットカード払いの場合も、支払い明細を確認して、チップ(「Tip」という欄があります)の金額を記入する部分があればそこに記入して、一緒にカード払いにすれば問題ありません。

他に、ケースバイケースでチップの渡し方が変わる場合もありますが、それは後ほどチップの相場について説明する際紹介しますね。

チップのマナー

チップは、相場を確認して相応の金額を支払うのがマナーです。もちろんサービスが悪い場合は支払わないという選択もあります。その場合は、店のマネージャーを呼び、きちんとクレームを入れてください。「サービスに不満足だ」という意思を明示しないと、「チップの相場を知らないのでは?」「チップを払い忘れているのでは?」と勘違いされてしまうので注意しましょう。

また、小銭がたくさん余ったから、とその小銭をチップとして渡すのは、相手に失礼とされているため気を付けてください。必ず1ドル札以上の紙幣を使うようにしましょう。

また、高級レストランなどで上質なサービスを受ける場合は、その分サービスチャージも多めに渡すのがマナーです。高級ホテルの場合、さまざまな場面でチップを渡すシーンがありますので注意してください。

ハワイでのシーン別チップ相場

それでは、ハワイでのシーン別チップ相場をご紹介します。どのような場面でいくら必要なのかを把握して、スムーズにチップを渡せるよう準備しておいてくださいね。

タクシーなど交通機関を利用

タクシーを利用した場合は、運賃の15~20%が相場と言われています。ただし、8ドル以下の運賃しかかからない近距離の場合、一律10ドルをチップ込みで渡すというマナーもアメリカでは一般的なのだとか。また、荷物の積み降ろしをやってもらった場合、荷物1つにつき1ドル支払うようにします。

空港からのシャトルバスですでに料金を支払っている場合は、運転手へのチップは必要ありません。ただし、荷物の積み下ろしをしてもらった場合は、タクシーと同様に荷物1つにつき1ドルのチップを支払います。
また、近頃利用者が増えているUber(アメリカの配車アプリ)の場合は例外です。荷物の積み降ろしをしてもらっても現地ではチップを渡さず、アプリから後ほど評価が来たときに支払います。

ホテルにて

ホテルでは、チェックイン直後からさまざまな場面でチップを支払います。荷物を運んでもらうなどのサービスを受けたときは基本的に1ドル渡します。ただし、高級ホテルの場合は1ドルでは失礼に当たるため、5ドル程度を考えておきましょう。

ベッドメイキングは、滞在中毎日置くようにします。同じ担当が毎日清掃をするわけではないため、最終日にまとめて置くと不公平になるためです。

レストランで食事

一般的なレストランで食事をする際のチップ相場は、税抜料金の15~20%です。ドレスコードのある高級レストランでは、5%程度高くなるケースが多い傾向にあります。伝票ですでにチップが計上している場合は、それ以上チップを払う必要はありません。伝票はしっかり確かめてからチップを支払うかどうか判断してくださいね。

なお、カウンターでセルフサービスを受けて自分で席まで運ぶタイプのカフェや、フードコートのような場合は、チップは不要です。ただ、チップジャーが置かれている場合は、お釣りの小銭を入れるとスマートに見えます。

エステなどのサービスを受けた場合

エステやスパなどのサービスや、オプショナルツアーなどのアクティビティなどその他のサービスの場合、チップの相場は、料金の15~20%です。これらのサービスも、伝票内にチップが含まれているかどうかを確認してから支払いましょう。パッケージツアーの場合、料金にチップが含まれている場合もあるので確認してくださいね。

まとめ

ハワイでのチップ事情を確認しておけば、現地でもスムーズチップが支払えます。あらかじめ、日本でチップに使える1ドル札などを用意するなど、慌てずに済むように準備を進めましょう。チップ計算にも、ぜひHAWAIICOを活用してくださいね。