はじめてのハワイ。やりたいことがいっぱいでワクワクが高まる一方、はじめて行く場合は準備の段階からちょっぴり不安も感じますよね。でも、心配はいりません!今回ははじめてハワイへ旅行する方に向けて、これだけは押さえておきたいノウハウをご紹介します。

スーツケースはTSAロック対応に

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はじめてハワイへ旅行にいく場合に、まず気を付けたいのが、スーツケースの鍵。ハワイをはじめとしたアメリカへ旅行するときには、TSAロックに対応したスーツケースだと便利です。もし、TSAに対応していない場合は預けるときに鍵をかけないようにしましょう。

TSAロックとは?

TSA(Transportation Security Administration)とはアメリカ運輸保管局が認定した鍵のこと。TSAロック付きのスーツケースであれば、TSAの職員が特殊ツールを使って、スーツケースの鍵を開けて調べることができます。

空港での厳重なセキュリティチェック

アメリカ同時多発テロ以降、アメリカ本国内の移動や出国の際のセキュリティチェックがかなり厳しくなりました。その一つが手荷物検査。X線透視検査以外にも、TSA職員がランダムでスーツケースを開けて見ることがあります。もし、TSAロックでないスーツケースの場合には、鍵を壊されて中を見られることに。これは合法なので、壊されても訴えることができません。

帰国便はスーツケースの鍵はかけない&貴重品はスーツケース内に入れない

こうしてスーツケースの検査が行われますが、そのときに盗難事件も発生しています。はじめてのハワイで災難は避けたいもの。そのためにも一番大切なことは貴重品をいれないこと。現金・パスポート・ジュエリー・カメラなどは飛行機内に持ち込むようにしましょう。
また、帰国便のスーツケースは鍵をかけないこと。TSAロック付きのスーツケースでも強引に鍵をあけて壊されたということもあります。損害賠償の対象にならないので、気を付けましょう。その場合、何かの衝撃でスーツケースが開かないように、バンドをしておくようにするとよいです。

また、どうしても鍵をかけたいという方は、TSAロック付きのバンドを使用しましょう。スーツケースに鍵をかけなくても、TSAロック付きバンドをしておけば、強引にバンドの鍵をあけられた場合にバンドの破損だけで済むからです。

チップは必須、アプリを使ってチップ計算しよう

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はじめてのハワイ旅行で戸惑いやすいのがチップの支払い。これは日本にはない習慣なので、旅に出る前にしっかり心得ておきましょう。チップの計算にはHAWAIICOアプリを使えば、とても便利。ぜひ活用しましょう。

チップの相場や渡し方

チップの相場は、タクシーではだいたい税抜き価格の10~15%程度、ホテルのベッドメイキングなどには毎日1ドル程度用意しましょう。例えば、レストランなどではレシートの下の方に%ごとの金額が示されていることもあります。必ず支払わなければならないという義務はないですが、チップは店員さんへのマナーと考えたいもの。受けたサービスに応じた額を払えばよいです。また、チップの支払いにはコインはNG。1ドルや5ドル紙幣を常に持っておくようにすると、支払いのときに便利ですよ。

渡し方はベッドメイキングの場合、部屋のテーブルにおいておくとよいでしょう。タクシーやレストランでは支払うときがチップを渡すタイミング。店員に直接手渡しするか、店を出るときにテーブルにそっと置いておくとよいです。

便利なチップの計算方法

チップを計算するとき、暗算はとても大変です。そんなときに役に立つのがHAWAIICOアプリ。支払い金額を入力するだけでチップを計算することができます。割り勘のときなども計算可能ですよ。

クレジットカードでのチップの支払い方

クレジットカードで支払うときには、店員が店と本人控え用のレシートを持ってきてくれます。そのときに、サイン欄の近くに、チップ(TipまたはGratuity)欄とTotal欄がありますから、そこに支払う額を記入すればOKです。

チップを支払わなくてもよい場合もある

ファーストフード店では最初からチップを支払わなくてもよいことになっています。表示されている金額だけを支払えばよいので、気を付けましょう。また、エステやレストランなどでは最初からサービス料込の金額を提示されることも。例えば、レシートのチップ(TipまたはGratuity)欄に金額が書かれていたり、Service Charge(SVCH)と書かれていたりする場合には最初からチップが料金の中に入っています。チップの二重払いを避けるためにも、レシートを必ずチェックすることを忘れないように。

お洒落なレストランでのディナーにスマートカジュアルなドレスは必須

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はじめてのハワイでは、おしゃれなレストランやオプショナルツアーのクルーズに参加することもあるかもしれません。そんなときに気を付けたいのがドレスコード。ハワイのドレスコードは緩めですが、頭に入れておくとスマートに対応できます。

ハワイのドレスコードはリゾートカジュアル

ハワイのドレスコードは「リゾートカジュアル」が一般的。はじめてハワイに行く場合、「リゾートカジュアルとはどんな格好をすればいいのかしら?」と迷う方も多いのではないでしょうか。固く考えすぎず、ちょっと可愛らしい軽めのリゾートワンピースで大丈夫。またはきれいなスカートに、カーディガンというスタイルもOK。ハワイらしさを思い切り味わいたい方は、思い切って「ムームー」もよいかもしれません。また、パンツスタイルがお好きな方は、ブラウスとパンツという組み合わせならOK。

ドレスに合わせる靴は?

リゾートカジュアルに合わせる靴はハイヒール・パンプス・ミュールなどが相性がいいでしょう。ポイントはヒールがあるものを選ぶこと。旅の最中にスニーカーやビーチサンダルを履くことも多いですが、それらはNGです。十分に気を付けましょう。

好ましくないドレスコード

好ましくないドレスコードは、Tシャツ、キャミソール、ショートパンツ、ジーパン、水着など。肌の露出がありすぎるものは基本的にNGです。ビーチに近いレストランであっても、水着で店内に入ることは避けましょう。

オアフ島ならトロリーバスが重宝する

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オアフ島での移動手段でおすすめなのがトロリーバス。全面オープンエアーで心地よい風に吹かれながら、ハワイを主要な観光地やショッピングスポットに楽々移動できるのが魅力です。はじめてのハワイだからこそ、トロリーバスを使ってオアフ島を満喫しましょう。

JALパックレインボートロリー

レインボートロリーは、JALパック・JALの利用者は無料で乗車できます。レインボートロリーの嬉しいところは、他のトロリーバスよりも混雑していないこと。あまり混んでいると、降りるバス停を見逃してしまうこともあります。はじめてハワイを旅行する方にはおすすめです。
・4ルート(12月のみイルミネーションルート追加)
・運行時間は9時から22時まで
・Wi-Fi接続無料
・個人手配の旅行でもJALOALOカードを提示すれば乗車可能。
・公式サイト:
 https://www.jal.co.jp/intltour/hwi/trolley/

H.I.Sレアレアトロリー

レアレアトロリーは、H.I.S利用者専用。ラインが12ルートと充実。停留所数はなんと66か所。そのうち、レアレアトロリーオリジナルの停留所もあり、人気な観光スポット以外にもマニアックなスポットにも足をのばせます。また、ダイナーズのカードを持っていると、一日無料乗車券がもらえるので、該当する場合はぜひ利用しましょう。
・停留所66か所・12ルート(9つのラインと3つのエクスプレス)
・運行時間は9時から22時まで
・Wi-Fi接続無料
・公式サイト:
 http://www.lealeaweb.com/trolley/

JTBオリオリウォーカートロリー

オリオリウォーカートロリーはJTB利用者専用トロリーです。GPS機能でリアルタイムの運行状況を確認できるのも便利。最も日本人利用者が多いトロリーです。はじめてハワイに行かれる方も多く利用しているので、安心です。
・6ルート
・運行時間は8時から22時まで
・Wi-Fi接続無料
・公式サイト:
 http://www.jtb.co.jp/kaigai_air/promotion/olioliwalker/

ワイキキトロリー

旅行会社のトロリーとは異なり、料金を払えばだれでも乗車できます。目的別に4つのラインがありますが、JCBカードを見せると、ピンクライン(ワイキキ~アラモアナショッピングコース)は無料で乗車可能。
・チケット売り場はTギャラリアのチケット売り場など。
・Webでも購入可能。公式ホームページから予約すれば10%割引。
・公式サイト:
 https://jp.waikikitrolley.com/

ビーチでの飲酒はNG


はじめてのハワイ旅行では、ハワイならではのトロピカルカクテルや地ビールを楽しみたいもの。でも、お酒にまつわるルールには日本とは異なる点があるので気を付けましょう。

ビーチでの飲酒は法律違反

ハワイではビーチでの飲酒は法律で禁止されています。公園・市バスの中などの公共の場でも飲酒はNGです。日本ではそのような法律はないので、うっかり日本と同様にビーチでお酒を飲んでしまいそうになりますが、厳しく罰せられますので、注意しましょう。

ビーチでバーベキューやピクニックをするときも飲酒は禁止

例えば、ビーチでバーベキューやピクニックなどをするときであっても、飲酒は禁止。
バーベキューで美味しいお肉を食べた後にビールが飲みたくなっても、そこはソフトドリンクでぐっとこらえてください。

ビーチ沿いのレストランやバーでの飲酒はOK

ただし、ビーチ沿いにレストランやバーがある場合、店内でお酒を楽しむことは可能です。ビーチ沿いのお店にいくときには。安心して楽しんできてくださいね。

【まとめ】

はじめてのハワイ旅行を楽しむ方へ向けて、必ず押さえておきたいノウハウをお伝えしてきました。これだけチェックしておけば、はじめてのハワイの旅を安心して満喫できるはず。ぜひ役立ててくださいね。