ハワイのプレートランチには、必ずといっていいほど『マカロニサラダ』入っている。昨今の地産地消プームや健康ブームからグリーンサラダを選べる店もあるが、定番の付け合せといっても過言ではない『マカロニサラダ』が、なぜ入っているのだろうか?その答えは、今から120年程前のハワイで暮らしていた移民の人々の暮らしの中にある。砂糖産業が急速に発展した1860年代のハワイは、さとうきび畑の労働力不足が深刻だった。19世紀後半から20世紀初頭にかけて、中国、日本、フィリピンなどの国々から、契約労働者として多くの移・・・