『キャッチ・オブ・ザ・デー』2013年のハワイの食を振り返ると、一つのキーワードが浮かび上がる。そのキーワードは『地産地消の定着』だ。ハワイで『地産地消』が叫ばれはじめたのは、ハワイリージョナルクイジーヌという料理のジャンルが誕生した1991年、今から22年前にさかのぼる。ハワイの名シェフ12人が集まり、ハワイの農家とのコミュニティを確立し、ハワイの料理全体を特徴付けることを目的に作られた。その後、地産地消を観光客やロコの身近な存在にしたのが、KCCが火付け役となり、ハワイ各地で開催されているフ・・・