ポリネシアの島々で古くから愛飲されてきたカバ・ジュース。カバという植物の根を乾燥させて粉状にし、水に浸けてそのエキスを絞り出した飲み物です。色はなんだか泥水のよう(?!)で、お味のほうも「美味いっ!」とはなかなか言い難い代物ですが、ハワイアンにとっては、儀式の時やルアウ(宴会)の時になくてはならなかった、大切な飲み物。カバには神経を麻痺させる成分が含まれていて、飲んでいると皆まったりといい気分になってくることもあり、お酒のなかったポリネシアの島々では、アルコール代わりに楽しむものでもあったようで・・・