活火山の島、ビッグアイランド。火口から吹き出した溶岩で今も島の面積が広がっているこの島は、あちらこちらに月面のような溶岩大地が広がっています。そんな溶岩大地に、ときどき洞窟のような横穴がぽっかりと口をあけていることがあります。これはラバチューブといわれるもの。溶岩流は地表を流れるうちにしだいに冷え固まっていきますが、時には、表面が固まった後も、その下では熱い溶岩の流れが続いていることも。その溶岩流が流れ去ったあとがトンネルのように残ったのがこのラバチューブというわけなのです。時には数キロメールも・・・