ハワイ諸島は大陸から遠く隔たっている場所だけに、固有の動物はごくわずか。数十種類の鳥とコウモリや昆虫ぐらいなのですが、そのうちのひとつが、プエオと呼ばれるコミミズク(フクロウ)です。こうした固有種は、18世紀以降にたくさんの外来種が流入した影響で、 多くが絶滅・激減してしまいました。そんな中、このプエオは、今も比較的よく生き残っているたのもしい種です。大型肉食獣がいないハワイでは、フクロウは食物連鎖のトップに位置します。 敏速に獲物を捕らえ、あまり鳴き声や物音をたてないその習性や行動から、プエオ・・・