ハワイ島には4000メートルを越える山がふたつあります。標高4205mで、環太平洋一高いマウナケア。そしてその南側に聳えるのがマウナロアです。ハワイ語で「長い山、広い山」という意味のマウナロアは、標高4170mと高さこそマウナケアより低いのですが、実はある意味で世界一を誇る山なのです。それはこの山の重さ(体積)。マウナロアの裾野はハワイ島の半分を占めるほど広大で、その体積は75000立方キロメートルに及びます。日本の富士山は1400立方キロメートルですから、実にその50倍以上も大きく重たいという・・・