真夏の日本に滞在中、酷暑のなか関西のある駅を降りて歩き始めた。視界に飛び込んできたのは、お揃いの真っ赤なTシャツを着た人のグループ。赤い服の女性たちは、陽射しに負けないキラキラした笑顔ですれ違う人に挨拶しながらゴミを拾い歩いていた。「ご苦労さま!」と声をかけたくなったけど、人見知りなぼくの口から言葉は出なかった。振り返ったら背広の中年男性がねぎらいの言葉をかけ、みんながほんとうに嬉しそうに「ありがとうございます!」とお辞儀をしていた。O ke alelo ka hoe uli o ka ʻōle・・・