ハワイ島の東側には熱帯雨林が広がり、びっくりするぐらい大きく育った植物をそこかしこで目にします。中でもよく見かけるのがハープウと呼ばれるハワイ固有種のシダ。人の身長を軽く越え、巨大なものでは6メートルぐらいの大きさになるものもあります。そうなると見た目はもはや、シダというより樹木のようです。このハープウ、太くなった幹の部分はデンプン質が多いため、古代ハワイアンは 食用にしました。ただし、調理に時間と手間がかかる割には満腹感が得られないので、タロ芋や他の炭水化物が手に入らない、飢饉の時のみの非常食・・・