朝の海ほど気持ちのいいものはありません。私のフラ・ハーラウではときどきヒウヴァイといって、自分自身を清めるために夜明けの海に集まることがありますが、あまりにすっきりするので、一人で朝の海を訪れることもあるくらいです。田舎育ちの私は、昔から朝方に渓流の水に足をつっこみにいくのが好きだったので、その習慣が今では海に変わったのでしょう。朝方の海辺に座って、ごろりと寝転ぶと、横にあるのは海辺に這うように咲くパーウー・オ・ヒイアカ。朝の空気ともに薄紫色の美しい花びらを開くこの花のなかに寝そべると、安心感が・・・