コナ空港からハイウェイ19号線を北に走って10分ほど、今はフォーシーズンズ・ホテルがあるファラライ・リゾートの周辺は、元々の地名をカウプレフといいます。この地名は、古くから伝わる伝説によってつけられました。カウプレフは、焼いたブレッド・フルーツ(パンの実)という意味のハワイ語(カ・ウルプレフKa ʻulupulehu)が省略されたものと言われています。元々カウプレフの辺りは、汽水の養魚池がある漁村でした。ある時、老いた女性が、フアラライ山の頂から旅をして村に辿りつきます。老女は空腹のため、池の魚・・・