ハワイを代表するスポーツイベント「JALホノルルマラソン」。毎年12月の第二日曜に行われ、世界中から約3万人のランナーが参加。ハワイの美しい風景の中を走ります。このマラソン大会で走るなら押さえておきたい、魅力的なビュースポットをご紹介しましょう。

※2019年4月16日(火)正午にエントリー受付開始しました!

制限時間、参加資格なしのマラソン大会


ところで、「JALホノルルマラソン」とは、そもそもどのようなマラソンイベントなのでしょうか。この大会は、心臓病の医師による「心臓病のリハビリと予防には、長距離をゆっくりと走るフルマラソンが良い」との考えに基づいて1973年に始まった、「健康市民マラソン」の元祖です。そのため、この大会には、ゴールするまでの制限時間が設けられていません。参加資格も特に定められておらず、マラソン初心者からトップランナー、子供(7歳以上)から高齢者まで誰もが自由に参加できる、間口の広いマラソン大会となっています。参加者にとって最も大切なことは、結果にこだわることよりも「走り続ける」という強い決意と、マラソンそのものを思い切り楽しもうとする気持ちです。そうしてゴールした暁には必ず、大きな達成感と爽快感を自分の手にできるはずです。

また、このイベントは地元市民やボランティアによって支えられています。沿道からの地域の人々による温かな励ましの声援が、ランナーたちに走り続けるためのパワーをとなります。あらゆる人を受け入れ、そして歓迎する、ハワイならではの「アロハスピリッツ」にあふれたマラソンイベントなのです。

ハワイらしい風景にあふれたランニングコース

どこまでも高い空、青く透き通った海、豊かな木々の緑、色鮮やかな南国の花々…。ハワイの大きな魅力のひとつはその美しい自然。こういったハワイの極上の自然風景の中を走れることがホノルルマラソンの大きな魅力となっています。
またコースの前半は、歴史ある建物が多く残るエリアに設定されており、ハワイの伝統や文化も体感できることでしょう。

さて、ここからはコースの流れに沿って、ホノルルマラソンのランナーたちが実際に目にすることになる、ハワイの素晴らしい景色の数々を順番にご紹介していくことにします。

スタート地点となるのは、まだ夜が明けていない、早朝5時のアラモアナ・ビーチパーク前の道路です。大会開始の1時間余り前からランナーたちが続々と集まり、辺りはあつい熱気と賑やかなお祭りムードに包まれます。スタート時間になると、号砲のように轟く何発もの打ち上げ花火が暗い夜空を彩ります。その光景をぜひ、目に焼き付けてください。

スタートからおよそ3~4キロの地点が、ホノルルの官庁・ビジネス街であるダウンタウン。ここは、ハワイ王朝ゆかりのイオラニ宮殿や現役のホノルル市庁舎をはじめ、石やレンガ造りの歴史的建造物が立ち並ぶエリアです。12月のクリスマスシーズンとあって、コース横の建物にはキラキラと光り輝くイルミネーションが飾り付けられ、ランナーたちを明るく照らし出します。美しいデコレーションの数々を前に、記念写真を撮る参加者も少なくありません。

ダウンタウンからアラモアナを抜け、ワイキキのメインストリート「カラカウア通り」を過ぎると、道はワイキキのシンボル、古い噴火口跡のダイヤモンド・ヘッド沿いに進む「ダイヤモンド・ヘッド・ロード」へと入ります。距離にすると、スタート地点から12キロあたりですが、ゆるい登り坂がしばらく続くことになりますので無理をせずに走りましょう。走るスピードにもよりますが、ランナーの多くはこのあたりで日の出の時間(朝7時頃)を迎えることになります。ランナーたちの右側、雄大な太平洋の水平線越しに眺めるご来光は、海と空を黄金に染め上げて、まさに感動のひとことです。


20キロ過ぎからは、心地よい潮風を全身で感じながら海岸線沿いをひた走ります。まだ太陽は高く昇ってはおらず、気温もそれほど高くはありません。高級住宅地として知られるハワイ・カイの辺りで海沿いをいったん離れるのが25キロ過ぎ地点。あと約1キロでコースは折り返しとなります。

海岸線に沿った道を戻り、ゴールまであと3キロと迫った39キロ地点からが正念場、もうひと息です。道は再び、ダイヤモンド・ヘッド沿いの「ダイヤモンド・ヘッド・ロード」になります。あまり知られていませんが、付近には道路の下に「ダイヤモンド・ヘッド・ビーチ」という地元のサーファーたちが集う隠れ家的ビーチもあります。もし少しでも余裕がありそうなら、1878年に造られた赤屋根の灯台「ダイヤモンド・ヘッド・ライトハウス」もチェックしておきたいところです。

「ダイヤモンド・ヘッド・ロード」を下りきるとついにそこは、ゴールとなるカピオラニ公園です。ダイヤモンド・ヘッドの麓に瑞々しく広がる、芝生の美しい公園沿いを走りラストスパート! 既に先にゴールしたランナーたちや応援に集まった人々の声を背に42.195キロを走りきりましょう。 その時、目の前に広がる風景は、ハワイの暖かな日差しに照らし出され、これまでに見たことのないほどの美しい光に満ちあふれた、最高の絶景となるはずです。

まとめ

“42.195キロのフルマラソンの完走”という目標を胸に目にするハワイの風景の数々は、ランナーだけが目にすることを許された特別な景色です。年に一度だけ、というこの希少なマラソン大会「JALホノルルマラソン」にぜひ、次こそは挑戦してみませんか?

大会オフィシャルサイト:https://www.honolulumarathon.jp/2019/
※2019/2/8での情報を基に記載しております